痩せ菌を減らす生活習慣と食生活について!
腸の中で増やすと、誰でも痩せやすい体質になるといわれている痩せ菌。
では、逆に痩せ菌が減るとどうなってしまうのでしょうか?
今回は、痩せ菌を減らすNG習慣、そして減った場合のデメリットについてご紹介したいと思います!
痩せ菌を減らす生活習慣とは!?
痩せ菌を減らす生活習慣とは何なのか!?
腸内の痩せ菌を減らしてしまう原因は色々とあります。
特に、このような生活習慣は痩せ菌ダイエットの大敵です。
①不規則な睡眠
睡眠中は、成長ホルモンと呼ばれるホルモンが多く分泌されます。
この成長ホルモンは、細胞の代謝を促したり脂肪の燃焼をサポートしてくれるほか、腸のぜん動運動をスムーズにしてくれる働きがあります。
特に午後10時~午前2時の間に最も分泌されやすいといわれているので、この時間になるべくしっかりと睡眠を摂ることが大切です。
睡眠時間が不規則だったり睡眠不足になったりすると、腸の働きが悪くなって便秘を引き起こしたり、代謝が下がって太りやすくなってしまうのです。
②ストレスを溜め込む
強いストレスを感じると、体の自律神経の働きが悪くなることがあります。
自律神経は胃や腸の働きを司っている大事な神経なので、働きが乱れると便秘や下痢を引き起こしたり、腸内環境が悪化して悪玉菌が増えてしまう可能性もあります。
生活の中での多少のストレスは仕方がありませんが、「ストレスが溜まっている」「疲れている」と感じたらなるべく早くストレス解消をしたほうが良いでしょう。
痩せ菌を減らす食生活とは!?
痩せ菌を減らす食生活とは何なのか!?
生活習慣の中でも、特に食生活は痩せ菌に大きな影響を及ぼします。
以下のような食生活は極力避けた方が良いでしょう。
①暴飲暴食
食事を摂り過ぎると、うまく消化しきれなかった食べ物が悪玉菌のエサになってしまいます。
悪玉菌は余分な脂肪分や糖分を体内に吸収しやすくしてしまう性質があるので、できるだけ暴飲暴食は避け、適量を摂るようにしましょう。
②バランスの悪い食事
食べ物の中でも、特に脂質の多い肉類は悪玉菌を増殖させやすいといわれています。
肉を食べる場合は食べ過ぎないようにし、魚類や大豆製品などの良質のたんぱく質が摂れるものも取り入れるようにすると効果的です。
また、野菜類に含まれる食物繊維やオリゴ糖は痩せ菌が好んで食べるエサです。
バランスの取れた食事を摂るようにすれば、それだけ腸内環境が改善されやすくなります。
③食事回数が多い
胃腸の働きを調整している自律神経は、1日3回食事を摂った場合が最も働きが良くなるそうです。
1日に何度も何度も食べ物を食べていると、胃腸が疲れて働きが悪くなってしまう可能性があります。
おやつは1日1回までにしておき、食べ物を食べる回数が多くなりすぎないように気をつけましょう。
痩せ菌を減らす事で起きる身体への変化とデメリット
痩せ菌を減らす事で起きる身体への変化とデメリットとは?
痩せ菌は、腸内環境が良いときには短鎖脂肪酸という成分を作り出します。
短鎖脂肪酸は腸内で余分な脂質が吸収されるのを抑える働きがあり、これが痩せ菌にダイエット効果があると言われる理由です。
ですから、痩せ菌が減ってしまうとそれだけ太りやすくなってしまう恐れがあります。
また、痩せ菌が減ってしまう状態=腸内環境が悪い状態なので、悪玉菌が増殖しやすくなります。
かんたん説明
悪玉菌は肉類の脂質などをエサにしてどんどん増殖し、腐敗物質や有毒なガスを発生させます。
この物質が腸の動きを阻害するため便秘が引き起こされたり、お腹が張って痛いといった症状が起こるのです。
また、悪玉菌が作り出す物質は腸壁の血管から吸収され、全身に運ばれます。
そうすると体中で悪さをするようになり、目に見える変化としては肌荒れなどを引き起こす可能性があります。
“便秘になると肌荒れする”と言われることがありますが、それはこういった理由によるものだと考えられています。
さらには、善玉菌による免疫力が保たれなくなることによってアレルギーが強く出てしまったり、風邪を引きやすくなるといったこともあり得ます。
こういったさまざまなデメリットを生じさせないためにも、日ごろから腸内環境を良くする生活を心がけることが大切です!
まとめ
今回は、痩せ菌を減らす生活習慣やデメリットについてご説明しました。
生活習慣を工夫して腸内環境を良い状態に保つことができれば、痩せやすい身体になりダイエットが成功しやすくなります!
できる範囲で今の生活を見直してみましょう。